重荷重仕様ガイドホイール FALBN 75×20/17H7-23-921539

トレッドの形状を最適化して電力を節減する

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企業様情報

オーストリアを拠点とし、15年にわたりイントラロジスティック・ソリューションの開発・製造を行っている企業です。サプライチェーンマネジメントの専門家、オートメーション技術者、ソフトウェア開発者が、物流施設の計画、最適化、導入に関わる複雑なタスクを行っています。

Blickle(ブリックレ)の挑戦

あるゼネコンのプロジェクトでは、社内の物流処理における最も実用的なソリューションが無人搬送車(AGV)システムであるとして、市場分析を徹底的に行い、メーカーを選定しました。だが、今後オペレーターの物流レイアウトにどのようにAGVシステムが組み込まれるかについては納得できなかったため、自社でAGVを開発することとしました。電力効率が最も高く、搬送ユニット1台あたり最大1000キログラムでも対応可能な耐重荷重仕様の駆動輪を探していました。無人リフトトラック1台につき4つの駆動・操舵ユニットが必要であり、それぞれがホイール2輪を装備しています。本企業では、蓄電用にPo4(リン酸鉄リチウムイオン電池)の使用を考えていました。

Blickle(ブリックレ)による解決策

本用途に最適なトレッド素材は、ポリウレタンエラストマーBlickle Besthane®でした。トレッドの特徴は、転がり抵抗が極めて低いことでした。硬度をショア92°から96°に変更し、トレッド輪郭を最適化及び過巻して、耐重荷重と旋回抵抗の低さを実現しました。

導入結果

Blickle(ブリックレ)によるサンプルホイールは、本企業のテストに優れた成績で合格しました。Blickle(ブリックレ)のソリューションにより、優れた電力効率を示しました。本企業は2018年用の追加注文を行いました。

製品の利点と技術情報「FALBN 75×20/17H7-23-921539」

ポリウレタン製トレッドBlickle Besthane®(硬度:ショア A 96°)とトレッド輪郭の過巻により、転がり抵抗と旋回抵抗を最適化
耐重荷重仕様(時速5kmにて、1ホイールあたり195kg)
強固なアルミ製ホイールセンター(幅5JS9のキー溝付きハブ、車軸ボア径Ø17H7、特定の用途に応じた固定用4つ穴付き)